現役ITエンジニア歴20年以上の経験の立場からアドバイスさせて頂きます。
まず、私見ですが、『転職の成功=転職先の内定決定』ではありません。
転職先を希望する理由、やりたいこと、収入面が揃って「良い職場だな」「自分の目的が達成できそうだな」と感じて、続けられる会社に落ち着つことが成功(ゴール)だと私は考えます。
今回、「30代」で「未経験」の転職を!と考え始めた理由はきっとそれなりにあると思います。
転職を成功するためのポイントを出来る限りわかりやすくお伝えしますので、是非ご活用ください。
本記事に限らず本サイトの全記事の内容が、なにかの助けになれば幸いです。
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目次
30歳~39歳の中堅ミドル中間管理層が未経験でITエンジニアでの転職を考え方(マインド)のおすすめポイントは?
まず、一般的にIT業界では、30代となると『かなりのベテラン層』として見られることを意識しましょう。
チームビルディングや関係者との調整などのビジネスマネジメント面、IT技術面の両面から頼られる存在として社内で期待されるようになります。
そんな中へ、未経験で転職していくわけなのである程度の割り切りが必要、だと考えておいた方が転職がうまくいきます。
具体的には、次の3つのマインドです。
- 最初は20代後輩からITスキルを教わる姿勢
- 独学で予習復習の勉強しなくてはならない
- 転職先は職場のポジションを明確にする
それぞれの理由をご説明します。
マインド① 最初は20代後輩からITスキルを教わる姿勢
未経験であるということで、ITスキルを職場で教わることになります。
今、IT業界のどこの会社も30代、40代よりも現役20代が詳しい技術者ですので、20代から教わることに、違和感を覚えるなら、たとえ転職先の内定が決まっても、最終的に失敗することになるため、あらかじめ意識しておいてください。
マインド② 独学で予習復習の勉強しなくてはならない
IT業界の20代男女からみると、「モノ覚えが悪い」30代中途採用は徐々に信頼が下がる傾向があります。
よって、社内で教わったカンタンなことを何度も何度も聞くことがないように、独学で予習復習をするクセをつけるようにしないと、転職先でもうまくいかなくなりますので注意が必要です。
特に30代になってくると、前職では新人時代も昔に終わっていることから、あまり勉強のクセがなくなっている人が多く、このギャップで転職を失敗する人がいます。
意識しておくことが成功の秘訣です。
マインド③ 転職先は職場内のポジションを明確にする
最初だけでも職場のポジションを明確にするように意識しておくと良いでしょう。
最初、未経験者なので技術的な仕事では成果が出せない。一方、中間管理職やサブリーダという立場での期待もされている、というジレンマになります。
「リーダーの補佐役」「ムードメーカー」「チームが作業しやすい環境作り」「顧客折衝」なんでも良いです。議事録担当や事務的な処理でもOKです。
自分自身のロール(役割)をあらかじめ決めるようにすると、自分自身の精神衛生上のメンタル面、社内メンバーとの人間関係構築面の2つのメリットがあるため、おすすめです。
【30代未経験のIT転職サイトの選び方】ITエンジニアとして転職を成功させるための5つの秘訣は?
現職の技術スキルに頼らずに、未経験で30代でIT業界での転職先を選ぶ場合、転職支援サイトで就職先を選ぶことになりますが、あなたの考え方や状況で大きく5つの転職を成功させる秘訣があります。
- とにかく別の仕事をやってみたい
- 将来的に需要が高まる仕事を選ぶ
- 最先端技術を追い続けるコト
- 収入面での安定を求めることの可否
- 地方移住する場合の仕事の探し方
それぞれ、詳しくご説明します。
① とにかく別の仕事をやってみたい
前職の経営方針や仕事内容もしくは職場雰囲気に不満があったり、レガシーな仕事ジャンルの場合は仕事自体の将来性に限界が見えくるケースです。
とくに、30代になると、この気持ちが顕著にあらわれるますが、それは、至極まともなことです。
前職に不安になるケースとして、
「事業計画の振り返り実績の不安を覚える」
「経営層がうわべだけの中期計画でビジョンが見えない」
「上司がくちだけで何もしない」
など、辞めて新しい職場を探したく気持ちもわかります。
30代でとにかく現状の仕事から脱出したい!けど、行く先がまだ決まってないという場合は、まず、大手の転職エージェントよりも中小規模の転職エージェントを利用することをおすすめします。
その理由は、アドバイザーが優秀でサポートが手厚いことが多いからです。
サポーターが、現況を理解してくれて、一緒に希望に沿った仕事を一緒に探してくれる、そんなサポートの手厚さが定評のスタッフが多いキャリア転職サイトtype、パソナキャリア、あたりの転職サイトを活用すると良いでしょう。
② 将来的に需要が高まる仕事を選ぶ
将来に繋がる仕事してIT系の業種はうってつけと言えるでしょう。
今やITのテクノロジーは、〇〇(※) x Techに代表されるように、IT業界は各業界とのコラボが進み、どの業界でも必須スキルとなってます。
※参考
〇〇は、Fin x Tech や 不動産 x Techなど
30代で未経験で始めるなら、調整役ができるサブリーダ職のポジションでの転職先選びをおすすめします。
リーダ職を、管理面で補佐しつつ、技術と現場の両方を覚えていく感じです
サブリーダ―のような中間管理スキルを活かした職選びをするなら、未経験でもある程度の高収入を見込めるため、ビズリーチ
③ 最先端の技術を追い続けるコト
30代未経験で最先端の技術職を狙うなら、RPAも選択肢の1つとしておすすめです。
これまで経験した一般的な事務業務フローを整理すれば、ある程度イメージがつかめるためです。
また、htmlコードやcssなどのマークアップ言語系を多少かじっているなら、Web系も良いでしょう!
web系を抑えておけば、最新のマーケット分析やAIへの道が開けてきます。
無知でも、Web系なら多少独学で勉強してもいけると思います。
Java系は、Javaスクリプトが初心者よりで、且つ今後も伸びるので、おすすめです。
最先端のトレンド技術の技術職なら、IT専門の転職エージェントを選ぶことが絶対的なおすすめです。
IT専門転職エージェントをおすすめする理由は、転職エージェントのアドバイザーも専門知識が備わっていることが多いため、一気に具体的な相談ができるため、時間が無駄になる可能性が低くなるからです。
大手転職エージェントの中にも優秀なIT技術職に詳しいのアドバイザーはたまに居ますが、需要が高いジャンルであるため、なかなか担当になることはありません。
結果、はずれを引くよりは最初からIT専門の転職エージェントを選んで、志望先や動機を固めた方がよいでしょう。
④ 収入面での安定を求めるコトの可否
30代なら未経験でもある程度収入は欲しいですよね?
いまのIT系なら、最初からソコソコもらえるところも多いです。
もしかしたら、現職より高給になる可能性もあります。
ある程度の高収入を目指すならやはり、中間管理スキルを活かした職選びで、IT業界で未経験でもある程度の高収入を見込める可能性がある、ビズリーチ
➄ 地方移住する場合の仕事の探し方
家族の都合や通勤ラッシュが嫌だ、などの様々な都合で、就職先を地方で探すケースです。
ここの就職先を選ぶパターンは2つあります。
- 本社が東京にあって地方勤務を希望するパターン
- 本社も地方にある会社を選ぶパターン
いずれも場合も、DODA
理由は、IT専門の転職エージェントは首都圏近郊に集中しており、且つ勤務地も同様に首都圏に限定している案件を多く取り扱っているからです。
地方で転職先を探す場合は、大手の転職エージェントを複数登録することが時短にもなり、成功へ近道です。
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