「Unityは初めてやるけど難しい?」って聞かれますが、感触をつかむだけなら、難しくありません!!
百聞は一見に如かず。実際に家庭用パソコンに導入して触ってみましょう(=゚ω゚)ノ
やってみれば、言っていることがわかります。
基本操作は難しくなかった!慣れれば、色々と出来そうと感覚はつかめると思います。
ということで、今回は第2弾!!
前回「【Unityエンジニア】Unityの使い方を知る近道① – はじめての入手からインストール」の続きです。
初心者でも簡単に出来るように、わかりやすさを重視してところどころにGIFアニメーションと動画ファイルを組み込みました。
第2回では、ゲームを作るために必要なコンポーネントの準備とユニティちゃんを軽く動かすところまで、ご紹介します。
スポンサーリンク
目次
【Unity簡単ゲーム作成】手順① プロジェクト作成
まずはプロジェクトを作成しましょう。
プロジェクトとは、1本のゲームを製作する単位だと思ってください。
プロジェクト作成には、「方法① Unity Hubから作成する方法」と「方法② Unityから作成する方法」があります。
どちらで作成しても同じなので、好きな方を選んでください。
方法① Unity Hubからのプロジェクト作成方法
Unity Uubを起動すると、プロジェクト一覧が表示されますので、「新規作成」ボタンを押してください。
好きなテンプレートを選びます。今回は①の「3D」を選択してください。次に、②の「プロジェクト名」を任意の名前で登録します。(画面は”Unity2019 GameTUKURU”と入力。なお、日本語は使えません。)
入力が完了したら、「作成」ボタンを押してください。
これで、プロジェクトの作成は完了です。
方法② Unityから作成する方法
Unity管理画面メニューから、[File] ー [New Project]を選択します。
その後は、先ほどの方法②と同様、プロジェクト名を入力すれば、プロジェクト作成が完了します。
【Unity簡単ゲーム作成】手順② Assetを入手する
Unityには、”Asset”と呼ばれるゲームを動かすための各種コンポーネントが揃っています。
必要な”Asset”を入手して利用することで、ゲームを1から作らずに済むため、非常に効率よくゲーム製作ができる!という点がUnityの特徴でもあります。
今回のゲーム作成に必要な”Asset”は以下の通りです。
- 「”Unity-chan!” model」
- 「Standard Assets」
それぞれ、下記の方法で入手します。
方法① Unity Asset Storeからダウンロード方法
Unity画面上のメニューから、[Windows] ー [Asset Store]を選択します。
画面の検索フォームで、さきほどのAssetの名前を入力します
上記画面のように検索結果が表示されますので、検索ヒットした画像を直接クリックしてください。
次に、下記の画面が表示されます。画面右上にある「Import」ボタンを押します。
しばらく待つと、図右のメニュー画面がポップアップしますので、そのままに何もせずに「Import」ボタンを押してください。
しばらく待つとインストールが完了します。
完了後の確認方法は、下記のUnity画面で、”Assets”メニューのところに、先ほどImportした「unity-chan!」が表示されるので、チェックしてみてください。
同様の手順で、残りの”Assets”もダウンロードして、Importしましょう。
「Stardard Assets」を検索します。
画面下の[Project] ― [Assets]で、インポートが完了したことを確認します。
以上で、Assetsの準備は完了です。
スポンサーリンク
【Unity簡単ゲーム作成】手順③ シーンを作る
まず、シーンと呼ばれるフィールドを作ります。
まず、簡単な画面の説明をします
それぞれの名称と役割は以下の通りです。
名称 | 役割 |
①ヒエラルキー | 作成しているシーンのオブジェクトを管理する画面 |
②シーン | オブジェクトやカメラを設置して、ゲームで使用するオブジェクトを動かしたりする仮想の空間 画面上に「Game」タブがあり、シーンビューからゲームビューに切り替えることができる |
③インスペクター | オブジェクトの位置や動きを設定する |
④プロジェクト | プロジェクト内のアセットの管理 |
それぞれの役割は実際に作りながら徐々に覚えていくので、無理して覚える必要はありませんw
それでは、「シーン」を作りましょう。
[ヒエラルキー画面]から、[Create] ー [3D Object] ー [Plane]で作成します。
“Plane”(床)の作成が完了すると後、画面右のInspector画面にPlaneのプロパティが表示されるようになります。
【Unity簡単ゲーム作成】手順④ ユニティちゃんを配置
次に、ユニティちゃんを配置します。
上記のように、[プロジェクト]画面にある[Assets]フォルダ - [unity-chan!]フォルダ -[Prefabs]フォルダを選択します。
unitychanのアイコンをScene画面にドラッグ&ドロップすると配置が完了します。
【Unity簡単ゲーム作成】手順⑤ ユニティちゃんのプロパティ設定
次に、Inspector画面から、ユニティちゃんの設定を行います。
まず、[Animator] ー [Controller]の右の小さなボタンを押します。
別のメニュー画面がポップアップしますので、TherdPersonAnimatorControllerを選択してください。完了すると上記画面のように表示が変更されます。
TherdPersonAnimatorControllerに変更することで、オブジェクトを自分で操作できるようになります。
次に、”Idle Changer”、”Face Update”、”Auto Blink”のチェックを外します。
次に、Inspector画面の最下部にある[Add Component]をクリックして、Third Person User Controlスクリプトを追加します。
追加が完了すると、Inspector画面の下部に[Rigidbody]と[Capsule Collider]と[Third Person Charactor]が表示されるようになります。
【TeaBreak】ユニティちゃんを軽く動かす ※ダイブして落ちた(笑)
ここで一息いれましょう。
ここまでの設定で、ユニティちゃんを1度動かしてみましょう。
操作は、矢印キーが簡単です。
- 左に移動 … ←矢印キー or Aキー
- 右に移動 … →矢印キー or Dキー
- 上に移動 … ↑矢印キー or Wキー
- 下に移動 … ↓矢印キー or Sキー
- ジャンプ … スペースキー
ゲームを実行するには、下記のように、シーン画面から”Gameビュー”を選択して、再生ボタン➤を押せば、ゲーム開始します。
現時点の設定では、遠くのほうで動いているだけでちょっと味気ないですよね?
おまけ:ユニティちゃんの動きをチートに変更してみる
ユニティちゃんの動きは、Inspector画面にある[Third Person Character]で調整可能です。移動速度やジャンプの高さなど、色々と変えてみてください。
ユニティちゃんのかなり動きがかわりますよ(笑)
今回は、以上です。
次回は、カメラ設定や障害物などを設定する方法をご紹介します。
Unityの使い方を知る近道③ Unity2019簡単ゲーム作成方法【第3回・動画手順付き】
前回に戻る↓
【Unityエンジニア】Unityの使い方を知る近道① – はじめての入手からインストール
■関連リンク ~プログラマおよびゲームエンジニアになるために~
https://best-ref.com/programing-school-hikaku/
本記事に関する、疑問や質問等、何かあれば問い合わせフォームでご連絡ください。