Unityの使い方を知るために、まずは感触を知ろう!百聞は一見に如かず。
ということで、今回は第3回!!
前回「Unityの使い方を知る近道② Unity2019簡単ゲーム作成方法【小学生・初心者でもOK!動画手順付き】」の続きです。
初心者でも簡単に出来るように、わかりやすさを重視してところどころにGIFアニメーションと動画ファイルを組み込みました。
第3回では、ユニティちゃんのカメラアングルのセットや障害物を作るところまで、ご紹介します。
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目次
【Unity簡単ゲーム作成】手順⑥ カメラ設定
キャラクターの近くでカメラが追いかけるように、設定します。
手順⑥-1 [Mail Camera]が[unitychan]の子オブジェクトにする
[Hierarchy] 画面の [Mail Camera]をドラッグ&ドロップして、[unitychan]に移します。
そうすると、画面のように[Mail Camera]が[unitychan]の子オブジェクトになります。
手順⑥-2 カメラの位置を調整する
カメラの位置は、[Scene]画面から直接設定することが可能です。
マウスを、シーン上のカメラの矢印に合わせて、ドラッグ&ドロップすることで、位置調整することができます。
カメラの矢印と座標の関係を覚えておこう
- 赤矢印 … X軸
- 緑矢印 … Y軸
- 青矢印 … Z軸
実際にカメラを動かすと、Inspector画面のPositionの数値が動くので確認してくださいね。
以上で、カメラ設定は完了です。
【Unity簡単ゲーム作成】手順⑦ スタート地点を作る
まず、スタート地点を設定します。
[Project]画面から、[Assets] ー [Standard Assets] ー [Prototyping] ー [Prefabs] ー [FloorPrototype04x01x04]を選択し、[Hierarchy]画面にドラッグ&ドロップします。
オブジェクト名は任意の名前に変更することができます。ここでは、名前を”START”に変更します。
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【Unity簡単ゲーム作成】手順⑧ マップを広げる
スタート地点のオブジェクトを設置したら、マップが狭いので広げましょう。
まず、[hierarchy]画面で、[Plane]をクリックします。次に、[Inspector]画面で、X軸を”20″に変更し、Z軸を”20″に変更します。
マップが縦方向と横方向にそれぞれ20倍になりました。
【Unity簡単ゲーム作成】手順⑨ Scene画面を見やすくする ※シーンギズモの基本操作方法
マップを広げたら、Scene画面が見にくい状態になりましたね。
ここで、このScene画面の基本操作をお伝えします。
シーンギズモの基本操作(Scene画面の右上アイコン)
まず、Scene画面の右上のアイコンをシーンギズモと呼びます。
こちらの角度を変更することで、視点が切り替わります。
- ズームイン・ズームアウト … マウススクロール
- 並行移動 … 「Q」キーとマウス左クリックを押しながらマウス移動(上下左右)
- 位置回転 … 「Alt」キーをマウス左クリックを押しながらマウス移動(上下左右)
これで、自分の見やすい角度に調整してください。
【Unity簡単ゲーム作成】手順⑩ ゴールを設置してオブジェクトの色を変更する
ゴールを設置して、オブジェクトの色を変更します。
手順⑩-1 ゴールを設置する
まず、スタート地点と同様の手順で進めます。
[Project]画面から、[Assets] ー [Standard Assets] ー [Prototyping] ー [Prefabs] ー [FloorPrototype04x01x04]を選択し、[Hierarchy]画面にドラッグ&ドロップします。
設置が終わったら、オブジェクト名をダブルクリックして”GOAL”に変更します。
手順⑩-2 ゴールの色を変更する
[Project]画面から、[Assets] ー [Standard Assets] ー [Prototyping] ー [Materials] の好きな色を選択し、[Scene]画面のオブジェクトにドラッグ&ドロップします
同様に、スタートオブジェクトにも好きな色をドラッグ&ドロップすれば完了です。
手順⑩-おまけ 好きな色を作る場合
もし、気に入った色がない場合は、下記の手順で作成が可能です。
[Project]画面から、[Assets] ー [Standard Assets] ー [Prototyping] ー [Materials] をマウスで右クリックします。
開いたメニューから、[Create] ー [Materials]を選択します。
オブジェクト名をダブルクリックして”BLUE”に変更します。
最後に、Inspector画面から、[Albedo]の白い部分をダブルクリックして、好きな色を選択すれば完成です。
【Unity簡単ゲーム作成】手順⑪ 障害物を設置する
まず、障害物専用のフォルダを作成します。
これを予め作ることで、まとめて設定が出来るようになるため、便利です。
手順⑪-1 障害物専用フォルダを作る
[Hierarchy]画面の何もないところで、マウス右クリックしてメニューから、[Create Empty]を選択します。
その後、名前をダブルクリックして、”Obstruct”と変更します。
手順⑪-2 障害物を設置する
[Project]画面から、[Assets] ー [Standard Assets] ー [Prototyping] ー [Prefabs] から、好きな形を選択し、[Scene]画面にそれぞれドラッグ&ドロップします。
完了後、[Hierarchy]画面で、設定したオブジェクトを先ほど作成した”Obstruct”フォルダ配下にドラッグ%ドロップして、名前を”cube1″と変更します。
手順⑪-3 障害物を複製する
[Herarchy]画面から、対象のオブジェクトを右クリックし、[Duplicate]をクリックすれば、オブジェクトの複製ができます。
複製したオブジェクトは、[Inspector]画面の[Position]座標を変更することで、位置を移動することができます。
以降、同様の手順で好きな障害オブジェクトをマップ上に配置しましょう。
[Herarchy]画面で対象の障害物をクリック後、[Inspector]画面の[Position]、[Rotation]、Scaleで好きな位置や形に変更できる
以上で、障害物の設置は完了です。
色々な障害物を設置したら息抜きに、一度ユニティちゃんを動かしてみましょう!!
今回は、以上です。
次回は、いよいよプログラミングを使って、スタート地点とゴールの設定とやタイマーなどを設定する方法をご紹介します。
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Unityの使い方を知る近道② Unity2019簡単ゲーム作成方法【小学生・初心者でもOK!動画手順付き】
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