これまでゲーム業界が主流でしたが、最近、TVやYoutubeなどでもAR(拡張現実)技術を利用した映像が増えて来ました!
いよいよ、ITに疎遠な人々にもこれから一気に注目が集まりそうな気がします。
そうなると、ARやVRを使って映像を作るエンジニアが不足するということが目に見えてます。。
つまり、AR/VRの技術者が今後不足してくるということは、、
- AR/VRの技術者は就職や転職する際に就職先を選びやすくなる
- AR/VRは将来フリーランスにも向いているため独立しやすい
- デザイン性が高いため、技術やセンス次第で、超高収入者になる可能性もある
ということですね。
いまから目指すとしても将来的に十分価値がある、業種の1つと言えます。
よって本記事では、
今のうちからAR/VRエンジニアになるためには、どんなことを押させておけばよいかなどのポイントを、初心者や未経験者といったこれから目指す!という人向けに、わかりやすく簡潔にまとめましたので、ご紹介したいと思います。
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目次
ARエンジニアとは?どんな仕事内容
ARの意味とは?
まず、ARとは「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と呼ばれます。
具体的には、ポケモンGoの画像(添付)を見ればわかる通り、現実世界の写真や動画に、
キャラクターやアニメーションをはめ込んだ3D世界のことです。
キャラクターは、画像フレーム内に現実の椅子があれば座ったり、ドアから入ってきたりしたりもします。
ARエンジニアの仕事内容とは?
ARエンジニアの仕事内容は大きく2種類あります。
① 3Dの拡張現実世界のキャラクターやアニメーションを作る(デザインする)こと。
② キャラクターをあたかも現実世界にいるように動かすこと
それぞれ、
①のキャラクターやアニメーションを作ることを専門した業種を、「3DCGデザイナー」とも呼びます。
②のキャラクターを動かすことを「ARプログラマー」とも呼びます。
ARエンジニアとは、以下の2つの業種の総称となる。
- キャラやアニメーションを作る専門の「3DCGデザイナー」
- キャラクターを動かす専門の「ARプログラマー」
つまり、ARエンジニアとは、「3DCGデザイナー」と「ARプログラマー」のいずれか、もしくは両方の仕事内容をすることが業務となります。
このようなことをプログラミングによって実現することが仕事です。
ちなみに、↓はピコ太郎の「PPAP」ライブに、AR技術を盛り込んだ例ですw
お馴染みのアップルとペンが、、CG化されてますね(笑)
ただ、技術レベルとしては、まだまだ低く、シンプルなものが多いような気がします。。これからどんどん技術レベルは高く進化していくことでしょう。
ARエンジニアの年収は高め:若手500万~玄人1000万オーバー
ARエンジニアは、VRエンジニアとほぼ必要スキルが変わらないため、AR/VRエンジニアでの求人要望が多いです。
まだ、VR/ARが比較的新興分野ということもあり、若いエンジニアが多いためか、現時点の平均年収の相場は500万~600万ぐらいで高めです。
ただし、知人から聞くところによると、開発経験を5年くらい経て、且つスキルが高い玄人エンジニアやプロジェクトマネージャクラスは、余裕で年収1000万を超えているようです。
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ARエンジニアの将来性
今や、家庭用ゲームである「Nintendo Switch」「PS4」「xbox」や、VRスマホアプリなどのゲーム業界では激アツです。
ゲーム業界は、ますます3D世界のものが増えるでしょうし、ARエンジニアの売り手市場は続くでしょう!!
さらに追い風として、来年度からスタートする5Gネットワーク!
その普及から映像系コンテンツの需要がますます増えますので、VRやARを利用した消費者向けサービスが、「流通業界」や「小売り業界」でも一層増えてくるでしょう。
- ARエンジニアの需要と将来性は非常に高い
- 5Gネットワークの普及がさらに映像コンテンツや各業界でのスマホ連動アプリなどの追い風となる
ARエンジニアになるための必要資格や注意点
ARエンジニアになるための、必須な資格や条件はありません。
ただし、注意点として、業務に必要な知識を習得することは必要になります。
さきほどご説明したとおり、ARエンジニアは業務内容によって、大きく2つの種類に分かれます。
- 3DCGデザイナー
- ARプログラマ
それぞれに必要なスキルセットは以下の通りです。
3DCGデザイナーになる場合の必要スキルセット
3DCGデザイナーは、「デザイン」の名の通り、構造や形状を細かく正確にとらえて描き出す力が必須スキルです。
これは、つまり「デッサン力」のスキルが非常に重要な世界で、それをひたすら高めることが必要になります。
それ以外では、3D世界の再現力や創造力のスキルです。
分かりやすく言うと、モデルのイメージ画像を見て、それが立体化された映像をイメージし、形状の凹凸、各パーツの前後関係や光が当たったときの影の落ち方、可動部分が動いたときにどう形状が変化するか等を想像できるスキルが必要になります。
最後に、重要なエフェクト効果のスキルです。
現実だけでよければ、なにもAR化する必要はありません。そのシーン毎に効果的なエフェクトをイメージして、演出するセンスのようなスキルセットが重要となってきます。
ARプログラマになる場合の必要スキルセット
ARプログラマーの必要なスキルセットは以下の3つです。
- プログラミング言語の開発スキル
- ゲームエンジンの操作知識
- 3D立体イメージスキル
1点目。プログラミング言語の開発スキルは、主にC♯、C++、Objective-C、Javaなどのプログラミング言語を使って開発をすることが多いです。
どれの言語するかは、ゲーム開発プロジェクトによってまちまちであるため、就職したい会社を調べることをおすすめします。
2点目。ゲームエンジンの操作知識ですが、有名なのは「Unity」と「Unreal Engine」です。このいずれかを抑えておけばよいでしょう。
3点目。3D立体イメージスキルですが、これがもっとも重要でしょう。
仮想世界のキャラクターを現実世界と組み合わせて、イメージ力で動作させる必要があるわけです。3DCGデザイナーの設計・創作した世界観を忠実に再現する必要があります。
そのほか、本記事以外でのAR開発環境の情報はこちらのサイトにもまとめがありましたので、共有します。
AR開発環境(SDK・ライブラリ)の比較まとめ
ARエンジニアになるための近道
近道の答えは3つです。
3DCGデザイナーとARエンジニアに共通する内容として、
- 日頃から動くものを「感情」まで意識して観察するクセをつける
- デザインの専門書で基礎知識を網羅的に抑える
- 実際にゲームエンジンでキャラクターを動作させてみる
では、それぞれご説明していきます。
①日頃から動くものを「感情」まで意識して観察するクセをつける
「日頃から観察するクセ」をつけるためには、実際に、公園や電車、移動しているときなど、身近なところから観察を始めてみましょう。
その際は、是非以下の点を注意してみてください。
- 顔の表情、視線
- 姿勢、体の動き、しぐさ
- 呼吸による体の動き
- 立体感、陰影
まあ、身体の基本動作を当たり前なので、ここでは表情などや呼吸など、もしくは「感情」まで意識して、観察することが将来的な成長するポイントです。
つまり、ロボットの動きなどは簡単にゲームエンジンなどが描写しますので、人の「感情」を表現を、付加価値として組み込めるかが「オリジナリティ」になります。
今のうちかから、観察眼を鍛えていきましょう!
② デザインの専門書で基本知識を網羅的に抑える
次に、専門書で基本知識を得るですが、スポーツ・勉強に限らず、どんなことも基本知識を習得することが、一番の近道です。
“デザイン”や”デッサン”などで検索すると多くの書籍がありますので、自分にあったものを選ぶことがポイントです。
つまり、実際に本屋で、手に取って読んで、単純にわかりやすいもの、「なるほどなぁ」と思うものから、読んでいきましょう。
書籍は、陰影や3Dなど、観察する必要な見方のチェックポイントが網羅的に理解できるため、初心者はこれで、「基本知識」を習得するようにしましょう。
③ 実際にゲームエンジンで作ってみる
自分でイメージした観察力やデッサン力を実際に試してみることです。
この試行錯誤を通じて、技術力が徐々に向上していきます。
まずは、家庭環境のパソコン上にでもよいので、パソコンにゲームエンジニンにインストーるして、実際のAR作成をはじめてみましょう。
私自身が実際にインストールした手順がありますので、こちらは近日中にご紹介します。
まとめ:ARエンジニア目指す:まだまだ今からでもまったく遅くない!
初心者や未経験者でもこれからARエンジニアを目指すという人向けに、その近道としてAR/VRエンジニアになるためには、どんなことを押させておけばよいかをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、5Gネットワークの普及により、AR/VRエンジニアは、ゲーム業界から「流通業界」や「小売り業界」でも今後ますます需要が高まります。
そのためにも、今からエンジニアとて目指してみてはいかがでしょうか?
私自身も家庭用にUnityをインストールして、AR技術を趣味で勉強を進めてます。そのうちに本業でも活かせたらよいな、と考えてます。まだまだ、遅くはありません。